「固まる」  自信とプライド 

去年の2月からはじめたピアノ
(といっても、やってるのは前段階のリトミック&幼児向け音符のワーク)。
ある時、ピアノのレッスンの時、はーちゃんが次の内容に移るのを嫌がり
床にうつぶせて動かなく、先生にどう対応したらよいか。と聞かれた事があった。

障害児の施設では「ダウン症の子は普通に育てたらよい」などとよく言われるけど
知能は年齢より低くても、気持ちはそれなりに育っていき
言葉が遅いので、自分の思いをうまく表現できない事が増えてきて。
正直、親の私にも どう対応していいのか、分からない事も多い。
そんな時 私が相談するのが、ポーテージのM先生。

今回もこのことを相談すると、
それは その次の課題を自分が上手くできない事が分かっていて
できない自分が嫌だから。
または 次に何をやるのか、言葉かけだけでは理解できず
分からない事をやる 事への不安感でいっぱいになり。
だから『固まってしまう』との事だった。

度々聞くことのあった『固まる』という行動。
はーちゃんも成長し、それなりにプライドも持つようになり。
できない自分を見せたくない。という気持ちが生まれてきた
ということらしい。

M先生の話では、
できない事に遭遇した時、普通の子は
とりあえずやってみて、間違えてもいいや。という所があるらしいが
はーちゃんは そう思えない。
自分でも何が不安なのか分からない状態にある。
だから、何をやるのか じっくり観察できる時間があるといい。
「次はこれをやるよ」と見本を何度か見せる。
お手本を見る回数は はーちゃんが決める事で、
『見てる』という事もはーちゃんにとっては
行動であり経験であり、次に繋がる。
親切心でも「ほら、やってごらん」とやらせようとすると
ますます不安が募って固まってしまう。
とにかく見本を見せる。
そして、はーちゃんが自分で動いた時に、「どう?」と声をかける。

また、見ている時
「今、何をするのか見てるんだね」などと
その行動を言葉にしてあげて
ゆくゆくは自分で「みほん みせて」と言えるように導く。
とのことだった。


こう聞いてみて、今まででも思い当たる事があった。

例えば、OTの時に。
年長さんになってから、前よりますます席を立つことが多く、
ふざけ回ってしまう事が増えて。
ちょうど療法士さんが変わり、新しい先生は若くて子供への対応に慣れてない感じだったので
すっかりそのせいかと思っていたんだけど
(まあ、それもあるんだけど)
特に落ち着かなくなるのが、はーちゃんがその時まだあまりできなかった
ファスナーを上げる練習での時で。
きっと、できない事への不安感があったんだろうなぁ、と。
いつもいきなり先生と一緒にやろうとしていたので、
ファスナーの練習に移るときは
「ファスナーやるのでまずは見ててください」と声をかけてもらって
見本をみせてからやると違ったのかもしれない。

幼稚園や学校では周りの子供たちがやっているのを
十分に見ることができる。
幼稚園でもM先生の指導のもと、
何かをやるときは 他の子がやっているのを見る時間を作るため
はーちゃんは順番を後の方にするようにお願いしてあったので
お友達がやっている様子を沢山見て、「はーちゃんも!」と
自分からヤル気になる事が多かった。

それと違って、OTやピアノのレッスンは先生と1対1。
『お友達の見本』が無いわけで。
その分、やりにくさはあるな。と
前からOTの時に思ってはいたんだけど。


でも、年長さんの時にM先生に、OTで落ち着かなくなる事を相談してたら
OTも もうちょっと落ち着いて出来たのかな。とちょっと後悔。
M先生に何か困っている事ありますか?と聞かれても
前からOTで落ち着かない所はあったので、
若い療法士さんの反応を楽しんでいるのか!?と思ってしまっていて。
一見、前と同じような行動に見えても年齢が進むと
原因も対処法も変わる事もあるんだなぁ。と言う事を知ったのでした。


で、ピアノの先生に対処法をお話し、
何か新しい事をする時は「みててね」と声をかけ、
何度か見本を見せるようにしたところ
「はーちゃんも!」と自分から言って取り組めるようになったそう。


ただ『動かない』という行動の中にも
はーちゃんなりの理由があるんだよね。
それが普通の子の表現方法と違うから、読み取るのが難しい。
相談できてアドバイスしてくれる M先生の存在はとてもありがたい。
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